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October 23, 2007

団塊のJAZZエッセイ「KIND OF BLUE」その139回ーー「ジャズ批評にまたまた」の巻ー

ジャズ批評、140号、11月号、「私のこだわりジャズ」に拙文が掲載されました。
P80からP83までの4ページにわたる超大作です。
タイトルは「ジャズはライブにこだわって」
私が何故ジャズが好きか、ライブにこだわる理由などが・・・ダラダラと書かれております。

御用とお急ぎでない方は、立ち読みでもしてきてください、その際、本屋のオヤジにたたき出されても責任は負いかねます。

読後感はどうせ、このサイトのご常連のこと、罵詈雑言が浴びせかけられるに決まっていますが、まあ、浮世のウサの晴らしどこと思って、なんでもどうぞ!

但し、歯の浮くようなオセイジも贈答品も歓迎いたします!

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<次回に続く>

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October 12, 2007

団塊のJAZZエッセイ「KIND OF BLUE」その138回ーー「枯葉」の巻ー

ろそろ、秋風がたち・・・木々の葉も色ずきはじめ、ジャズクラブ「KIND OF BLUE」の中庭の楓も秋の様相をかもし出していた。

ゼンさんは母屋のソファーに寝転がり、穏やかになった平日の午後の日差しを感じていた。

日本人は「枯葉」が好きだなと。
しかし、「Autumn Leaves」が何故「枯葉」なのかと、不思議な題名の邦訳を気にしていた。
「そうか、Autumn In New York という曲も・・・」と思いを数年前の秋のNYCにいた時を思い出していた。

日本の紅葉は葉が紅く色づく・・しかし、NYやボストンで見た紅葉は紅ではなく、99%の落葉樹が黄色くなる、そこに夕陽があたりまさに金色に輝く木々の群れであった。
そこで、納得がいったのだ、枯葉の歌詞の中にある、♪・・・Turn To Gold・・・♪という歌詞を。

そうだ、セントラルパークの紅葉を観に行こう、ボストンのチャールスリバー河畔の紅葉を観にゆこう・・。
そんな思いをしているうちに心地よい午睡に入っていた。

日本のジャズファンにリクエストを採ると、「枯葉」がダントツになる。
ハンガリー出身のコマスが書き、詩はプレベールがつけ、グレコが歌ってヒットしたシャンソンだ。
その後でジョニー・マーサが英語の詩をつけ、ポピュラーとして米国でも流行った。

ジャズで最初に取上げたのは・・・マイルスが・・・というところだが、実はスタン・ゲッツがルースト盤でやっており、これがなかなか良い味を出している。
ジャマールも取上げているが、ジャマールに大きな影響を得たマイルスがあのイントロを工夫して「Something Else」でヒットさせた。名義はキャノンボールだが。
以来、マイルスは何度と無くこの曲を素材として使った、年々テンポを上げてゆき、1964年7月に初来日をしたマイルスの幕開けの第一曲目が「枯葉」だったが、この時のテンポはかなりのスピードである。
マイルスの「枯葉」だけをテープやCDに集めて聞き比べてみると面白そうだ。

「枯葉」・・・この扱いやすいコード進行・・・とストーリーの創りやすいメロディーでジャズでは多くの名作がある。
サラ・ボーンはメロなしで、いきなりアドリブ・スキャットから入るがこれが見事で、強烈なスイング感がたまらない。
ボビー・ティモンズ トリオも名演だ、聴くべし。
ビル・エバンスとラファロのインタープレイも聴き逃せない。

そして、ジャズを始めた初心者が最初に取り組むのもこの曲だ。
しかし、コード進行からゆくと、「Autumn In New York」の方がいい、コードをたどるだけで素晴らしいハーモニーを感じることができる。
シンガーズアンリミテッドの「ア・カペラ」は隠れた名演奏だとおもう。
ハンプトン・ホーズもいいかな・・・・。

今はもう秋、誰もいない海・・・♪
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Timmons_in_person
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