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November 09, 2007

団塊のJAZZエッセイ「KIND OF BLUE」その140回ーー「着物でジャズ」の巻ー

去る、2007年11月3日18時より、横浜のジャズクラブ「KAMOME」にて、「着物でジャズ」なる企画が行われた。実はその企画の片棒を私が担いでいることもあり、既にMIXIへは掲載しているものの、コチラにも、ブログ風にアレンジして掲載をしました。

着物でジャズ@KAMOME In Yokohama    

去る11月3日、MIXI内のジャズ好きと着物を着てみたい、というグループが出会い、冗談からコマで実現した「着物でジャズ」が横浜のジャズクラブ、「KAMOME」で開催された。

最初は、ある女性が着物を着てよくジャズを聴きにゆくと、一方でやはりMIXIメンバーが、山本剛氏のピアノや古野光昭氏のベースをよく聴きにゆく、私が大隅寿男の後援会をしているなど、要はジャズ好きのMIXI仲間が、「じゃあ、この三人の編成でピアノトリオを聴きたいね」となった。
とは言え、売れっ子の三人が一緒でやってそうで実は中々一緒ではない、そこで大分先になるけど、と言うことで、私が大隅氏にこのメンバーをどこかで組んでもらい、そこへ着物で集まろうと言う段取りになった。

企画が整ってからは、今度は参加者集めとなったが、MIXI内で着物を着たい人、着物でジャズを聴きたい人集まれ!・・と掛け声を。
主催、運営者の努力が実り無事当日を迎えることができた。
わたしは単に還暦を迎えた長老というだけで会の顧問とやらを仰せつかり、あまり準備に協力が出来なかった。
当日は、最近あまり横浜に行ってないので道に迷わないようにと、ドラムの大隅氏と第三京浜の入り口で待ち合わせ、車二台で迷わずに到着することができた。

当日一番大変だったのは着付けを指導された方で、着物は着たいが着方が・・・という方々に早くから着付けをしてあげるという、重労働を・・。
男性会員なども普段着から着流しへと見事な早変わりをし、運営責任者のお一人はどこぞの若旦那という感じで大島を着こなし、役員も雰囲気満点。
わたしは、当日は昼から中学、高校の同窓会がありそこから駆けつけるというバタバタで、着物は無理。
洋服で失礼をした。
しかし、こう写真で見ると、男の着物姿というのは・・・ジャズより任侠物がやはり似合いそうだ。(笑)

ジャズクラブが着物の女性で満員になるという、前代未聞の状況で「スーパートリオ」の演奏が始まった。

日本を代表し1974年のモンタレイ・ジャズフェスにソロピアノで参加した新潟県出身の1948年生まれ山本剛。
今や日本のベースの第一人者、特にアルコ奏法では耽美的な哀愁を表現する、三重県伊勢市出身の1947年生まれの古野光昭氏。
そして最年長、1944年生まれで福井県芦原温泉出身、南里文夫賞を受賞し、今、乗りにのっているドラム大隅寿男。
合計年齢182歳のこのスーパースターが3人一緒に演奏をする・・・きっと「着物でジャズ」以外の方にもヨダレの出る企画だっただろう。

演奏曲目は、第一部、ブルース、ウエーブ、ベッサメムーチョ+イン・ア・センチメンタルムード、枯葉、ブルースと・・・第二部で、スイングしなけりゃ意味がない、キャラバン、ミスティ、ソング・フォー・マイ・ファーザー、ムーン&サンド(山本剛歌)、ダイナ(山本剛歌)、ウヲーター・メロン・マン、アンコールで何故か山本剛氏がホワイトクリスマスを弾きだした。

1時間二回のステージがあっと言う間に・・・まだまだ聴きたい余韻を残して「着物でジャズ」の会は成功裏に終了。
アフターアワーズも出演者と一緒に写真を撮ったり、初めて生のジャズを聴いて感動したり、出演者が夫々ファンを増やしたりと・・・熱気が残り、夜はふけていった。
ここに「和」と「ジャズ」の融合が始まった。

因みに、日本を代表する「着物でジャズ」の方は、コルトレーン研究の第一人者 藤岡靖洋氏とジャズ批評社を主宰する松坂妃呂子さんではないかと思う。次回はこのお二人も御誘いしよう。
このサイト、「Fのブルース」の「KIND OF BLUE」のご常連方はいかがかな・・・?

写真は出演者と着物姿の方々、運営責任者達、唯一洋服が私、・・・ジャズクラブが着物で埋るというのは凄い光景でした。

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<さあ、このKIND OF BLUEでも「着物でジャズ」をやりますか。

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Comments

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それに、《断っ付け》じゃなくて《裁付け》ですよね、確か。
普段はカタカナでごまかしてるもので。。(^^;

演奏者も聴衆もみんな着物のジャズライブ。。。(勝手に)楽しみにしてます♪

Posted by: KOMA | November 27, 2007 at 11:13

遅れ馳せながら(^^;
私も参加したかったです。。。

もし次回があるなら、演奏者にもぜひ着物を着せましょうよ。
袖は4438milesさんがおっしゃるように襷をかけるか、元禄袖や筒袖にしてしまえば問題ないでしょうし。
ドラムとかピアノとか、ペダルを使うのに裾が気になるなら、軽衫か断っ付けを穿いていただきましょう。

うーん、、、想像しただけで楽しいですぅ(^^)

Posted by: | November 27, 2007 at 00:54

basscleffさん

そう、一発撮りのディレクターがいて欲しいものです。
でも、ジャズの場合、ディレクターの出番が問題ですね。
最初から最後まで口出し、企画どおりでは・・。
デイレクターはレコーディングの進捗管理者兼ミュージシャンの環境準備者で良いと思うのです。

コンセプトや曲や内容はミュージシャンが決めればいい、自由にやらせてあげる・・・この環境が大事ですよね。

もっと、日本でもライブ盤ができるといいと思うのです。

Posted by: 4438miles | November 19, 2007 at 09:55

4438milesさん、遅ればせながら・・・ジャズ批評への記事「ジャズはライブにこだわって」を拝見しました。
ライブハウスの狭い空間でこそ、ミュージシャンが聴き手からの反応にまた反応して・・・という「その場で生きている音楽」の醍醐味がある~納得です。
その「生きているはずの音楽」に対して「(デジタル)レコーディング」での一風景・・・ありゃあ辛らつでしね(笑)もしあれらばかりが現在の主流なら・・・寂しいですね。
たぶん・・・「一発録り」しかやらないグループとか、そういう志向のディレクター氏もいるとは思うのですが。いてほしい・・・ですね。

Posted by: bassclef | November 17, 2007 at 21:34

DUKEさん

二つの文化の融合、フュージョンという意味で興味深いですね。

でも、ハービー・マンにハッピを着せて祭り囃子なっていう安易な企画もありましたね。

山本剛はブルース上手いですね。
やはり、左手がガーナー節なんですよ。
だからミディアム・スローをイヤラシク粘って弾かせたら天下一品です。
「ミスター・ボー・ジャングル」なんてしびれますよ。

Posted by: 4438miles | November 12, 2007 at 11:03

KAMIさん

民族衣装でジャズは面白いですね。

サン・ラ みたいになったりして!

着物を着てジャズを演奏する・・・それも日本楽器ではなく・・・羽織袴でタスキ掛けでピアノを弾くとか・・・面白いと思います。

Posted by: 4438miles | November 12, 2007 at 10:58

4438miles さん、ジャズ批評誌から15年後のお写真拝見しました。美しい着物に囲まれて楽しそうですね。シルバーのトーキョー・ブルースの心境でしょうか。
あっ、こちらの場合、正確には美しい着物姿の女性です。(笑)

「着物でジャズ」とはまた山本邦山とゲイリー・ピーコックの組み合わせのような面白い企画ですね。お近くでしたら参加したいところです。
山本剛さんは当地で一度聴きましたが、ブルースが上手いですね。TBM 時代のアルバムも色褪せることがない素晴らしい内容です。

寸法とか、身の丈とか、今ではあまり使われない着物の表現がありますが、残したい言葉です。
私も正月には着物を着ますが、気が引き締まりますね。
襟を正すという、これもまた着物の表現ですが、新年に相応しいものです。

Posted by: duke | November 11, 2007 at 23:19

4438miles様、こんばんは。
「着物でジャズ」面白い企画をされたのですね。日本の文化である着物とジャズ・・相反すると感じるかたもいるかもしれませんが、もとは異文化だったジャズを聴いている日本人ですから民族衣装で聴くことは、実は自然なことではと思います。
次回は日本で暮らしている外国の方を巻き込んで「民族衣装でジャズ」なんて如何でしょうか。

Posted by: KAMI | November 11, 2007 at 22:28

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